なるほど 豆知識

H27.8月号  「夏バテ」  ; 記事提供: 藤岡正義((有)藤総合)

夏らしい青空が広がり、子供たちは夏休みを大満喫しています。
反対に、我々大人たちは『グッタリ』ということになっていませんでしょうか?
今月は、夏を元気よく乗り切るために『夏バテ』について考えてみました。

■夏バテを引き起こす原因

●体内の水分とミネラル不足
夏になると気温も体温も上がるため、身体は汗をかいて体温を下げようとします。
しかし、汗は体内の水分と一緒に必要なミネラルまでも排出します。
そのため脱水症状などを起こし、身体に異常を発生させてしまいます。

●消化機能の低下による栄養不足
暑くなると胃の消化機能が低下して、食欲不振が起こります。
栄養の吸収も悪くなり、ビタミン、たんぱく質といった、身体に必要な栄養素(ミネラル)が不足し、
夏バテ特有の症状が出やすくなります。 また、冷たい飲み物をとりすぎると、胃腸が冷えて働きが低下し、
さらに食欲が低下してしまいます。

●暑さと冷房による温度差の繰り返し
冷房の効いた室内に長時間いた後に暑い外へ出ると、身体はすぐに温度差についていません。
これを繰り返すと、上手に体温を調節することができなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

■夏バテの症状と対策
夏バテの代表的な症状には食欲不振や消化不良、倦怠感、下痢などがあります。
暑いときには出来る限り水分を摂るようにしましょう。
効果的な水分補給の方法は、温かい飲み物をゆっくりと飲むことです。
どうしても冷たい飲み物が飲みたい場合は、ミネラルが豊富に含まれているスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
また、自律神経の働きをスムーズにし、上手に体温を調節するためには室温と外気の温度差を5度以内に設定しましょう。
少しの対策をするだけで夏バテも解消し、快適な夏を過ごせそうですね。

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「夏バテ防止に効果的!見た目もそそられる夏野菜カレー」
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カレーに含まれている香辛料は、食欲を増進させる働きがあるだけでなく、
血行が良くなり疲れた体を元気にしてくれる効果があります。

<材料4~5人分>
① (・かぼちゃ  1/4個 ・にんじん 1本 ・ 玉ねぎ 1個)
② (・トマト 1個 ・ ナス 2個)
   ・ ご飯 適宜・ オリーブ油 大さじ3
   ・ 塩、 こしょう 少々
   ・ 市販のカレールウ(4~5皿用・あれば辛口)1箱

<作り方>
1.かぼちゃは、種とわたを取り除き、皮を所々削ぎ落とし一口大に切る。
  トマトは皮をむいて1.5cm角に、なすとにんじんは1.5cm角に切る。玉ねぎは縦1cm幅に切り更に横半分に切る。

2.鍋にオリーブ油大さじ3を入れて弱火で熱し、材料①を加えて炒める。
  かぼちゃがやや柔らかくなったら、残りの材料②を加えさらに炒める。
  具材全体に油が回ったら、塩こしょうを少々ふる。

3.具材がしんなりしてきたら水を加えて強火にする。沸騰したらアクを取り除き、中火で約15分程煮込む。
  かぼちゃが柔らかくなったら、一度火を止めてカレールウを入れて溶かす。
  再び中火にして、とろみがつくまで煮込む。お皿にご飯を盛り、カレーをかけたらできあり! 
 
次回記事提供は、石川石材工業(株) 石川知明さんの予定です。乞うご期待!

【編集局より】
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