なるほど 豆知識
H28.9月号 「うどんVS蕎麦」 ; 記事提供： 山根明徳（（有）おいはぎ峠）
和の麺の代表としてよくあげられるのがうどんと蕎麦。
この二つはいろんな面で比較されることが多いですね。どんな違いがあるでしょう？
【カロリーが低いのはうどん】
うどんと蕎麦、まずは原料に着目してみると、そば粉と小麦粉のカロリーはどちらも１００ｇあたり約３６０～３７０キロカロリー。
しかし、麺にしてゆでると、うどんの方が吸水率が高いため、同じ量でも蕎麦の方がカロリーが高くなってしまうのです。
【ダイエットには蕎麦が良い】
カロリーはうどんの方が低いのですが、ダイエットには蕎麦の方が良いとされています。
その理由として、まずは蕎麦に多くの栄養素が豊富に含まれていることです。
代表的なのはポリフェノールの一種であるルチンで、毛細血管の強化による高血圧や動脈硬化の防止、ビタミンＣの吸収の促進など、様々なはたらきおしています。
また、質のいいタンパク質やビタミンが多く含まれているため、疲労や脂肪の蓄積を防いだり、成長や発育を促す効果も持っています。
食物繊維も豊富であるため、べんぴも解消してくれて、まさにダイエットにぴったりの食品と言えます。
【病気の時はうどん】
蕎麦と比較したとき、うどんの最大の利点というのは消化の良さです。
体調を崩した時や、運動前など、すぐにエネルギーが欲しい時にはうどんを食べることをおすすめします。
うどんＶＳ蕎麦、基本的にはあまり気にしすぎず、その時に食べたいものを食べるのが一番だと思いますが、それぞれの良さを知っていれば生活の中で生きていくのではないでしょうか。
次回記事提供は、山口県貨物倉庫（株） 森藤武文さんの予定です。乞うご期待！
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