なるほど 豆知識

H30.12月号  「家紋について」  ; 記事提供:堀  敏一(堀呉服店)

家紋について

 皆さん御祝い事や御葬式など冠婚葬祭のおり、女性の着物に円い小さな絵のようなものが、背中や、袖、胸などについているのを見かけたことはありませんか?
 それが家紋なのです。
羽織、着物、袴の正装の男性も必ず家紋が付いています。
よく、墓石の前の納骨する場所にも家紋が彫ってあります。
家紋は古めかしい申し上げ方かもわかりませんが、その家、人を表わす場合が多いのです。
 ノーベル賞を受賞された,本庶 佑教授も日本人なので着物をきて表彰式へ出席されるようなことを、述べられていますので、もし着ておられたらじっくりと、ご覧になられるのも一考かと存じます。
また、女性の場合家紋は、母親方の紋を着物に付けて嫁ぐといわれています。
なぜなら、先ほども記したように、どこの家の出身かを表わしているからです。
今はあまり差別的な表現を、よしとしない世の中ですが、女性の留袖、色無地、喪服などを良くご覧になると、その家紋で出身の家系が判るといわれています。
 天皇家は菊の紋、神社、仏閣はそれぞれ特徴のある紋がつけられています。
旅行に行かれた時、じっくりとご覧になるのもまた楽しい旅になるかも知れません。
 まずは、簡単な家紋のお話でした。


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